Yoichiro's ダイブマスター修行 奮闘記 ブログ版

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Calpico U 氏 大奮戦 !

8月26日ー27日は 先にご紹介した ボクの同僚のインド人夫妻、スルちゃんとショバちゃんの海洋実習がありました。 でも ボクは 先週の連休で遊びすぎて疲れていたのと、やっぱ同僚はやりにくいのて DM 三銃士のひとり Fisher U さんにアシストはおまかせして、 敵前逃亡しちゃいました(エヘヘ・・・)

  ということで 今回は Fisher U氏 の大奮戦報告です。 あっ、忘れてました。 ご本人の申告により 今後同氏は Calpico U と名乗るそうですので、今後は Calpico U でいきます。
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  さて今回は我がDM候補生三銃士の一人、Economist Yoichiro 氏の同僚であるインド人のスルちゃん、ショバ゙ちゃん夫妻のOW海洋実習のアシストです。 Calpico は この2人のプール実習2日x 2 (再講習) のうち3日間、アシストを務めたんですが、初めてのプール講習では顔を水につけるのも躊躇していた二人が果たして海洋実習に耐えられるのでしょうか?? 26日朝、アンチョールに行くと今回は他の参加者はおらず、小生Calpico と海龍師匠二人とスルちゃん、ショバ゙ちゃんの人だけで、事前に聞いてはいたものの、正にマン・ツー・マン゙であることを確認しました。 (確かに他の講習生やファン・ダイバーと一緒では無理でしょうね、あのお2人の場合は・・・) ゆめゆめ師匠の足を引っ張ってはならないと一抹の緊張と不安を感じた小生でした。

  940分頃、コトック島到着。Cuacanya cerah !! 波も無し。透明度もまずまず。彼らに帯同してきた二人の子供達は魚が泳いでいるのが見えて興奮の様子。 よしよし、コンディションは上々である。 フロートを付けにまず潜ったところ、流れも無くて一安心。水深約7メートル地点にフロートをセット。

一本目;

  師匠と二人で改めて桟橋から海面を眺め、ジャイアントストライドエントリ‐はやらずに、階段からコントロールド・シッティング・でエントリーすることを確認。 この2メートル近い落差を克服させるのはそれだけでも大変ですよね~。

  まずスノーケリング゙からスタートするという指示が師匠よりあり。 なるほど、まず海に慣れさせて恐怖感を和らげる作戦か・・・。 小生の先導で桟橋の東側の浅瀬で20メートル程を一往復。 二人とも頼りないながらもフィンも何とか動いており、ことのほか順調。思い切りほめてあげました。 よしよし、まずまずのスタート。

  さあいよいよ機材を着けて海中へ。 師匠の説明は潜降下ロープの余り約10mを使ってロープつたいにとにかく「動く」ことを体験させるとのこと。 まさに体験ダイブ゙のノリですね。

  エントリー、スルちゃんが先に潜降行し始めたものの途中で耳抜きにてこずり、なかなか潜降しようとしなかったショバちゃんの方が先に底に到着。 スルちゃんもほどなく到着。 移動開始。 師匠はゆっくりと二人を誘導。小生は後方やや上方よりフォロー。 ロープをつかんでいる安心感か特に問題無し。 特にスルちゃんは魚を見て結構楽しそう。 ショバ゙ちゃんはまだ周りを見る余裕はなさそうで明らかに極度に視野が狭まっている様子。 また、マスクが曇るのに悩まされている様子で、小生がマスククリアアのデモを行い、彼女もトライ。概ねきれいにはなっているものの完全に水が排出されきっていないようで鼻に水が入っているようでつらそう。 「もっと上を向く」ことをジェスチャーで伝達。 とかなんとかやっているうちに浮上タイム。 ロープづたいにゆっくり浮上。

潜水時間はなんと45分 !!! 二人ともそんなに長くいた実感はなかったようで自信をつけた様子。 よかった、よかった。

二本目;

 今度は潜降ロープの余りに更に30米のロープを着け移動距離を延ばすことにする。

 小生が先に桟橋から飛び込み、二人をフロート(浮き輪)で待つ。 あれっ!!! やばい、流れてる!!! 東から西へそこそこ強い流れが・・・。フロートまでの水面移動、あらかじめ東側に待機している師匠の方に泳ぐことを叫ぶがどうも通じていない様子。 ショバ゙ちゃんは案の定少し流され西側へ。 しかし、何とかフロートまで誘導し、潜降。 エクジットは大丈夫だろうか ??? 不安がつのる。

  無事にエントリー出来、師匠がロープを張りに行っている間、小生が二人をフォロー。 魚を見せたり、マスク・クリアーの練習をしたり、残圧をチェックしたりして気を紛らわせる。 不安そうな二人に、とにかく大きくゆっくりと呼吸するんだよとアピール。

  師匠が戻ってきて移動開始。 師匠がショバ゙ちゃんをまずエスコート、小生がスルちゃんをエスコートする形で出発。 ゆっくり、ゆっくり、正に師匠が言っていたように泳ぐのではなくとにかく「移動」する感じなるほど、なるほど、ロープ゚につかまっているので中性浮力も浮遊感もないけど約30米移動するので水中を移動する感覚は充分に体感出来る。 水中にいることに慣れさせるにはいい手法ですね。 さすが師匠。 ただ、スルちゃんは一瞬たりともロープ゚から手を離すのが不安なようで方向転換に一苦労。

  ショバ゙ちゃんはまだ緊張感ありありでなかなか周囲に目が行かない様子。 明日はそれぞれの課題を克服させなければと思いながら浮上開始。 EXの階段方向に行くには潮と逆方向に移動させなければいけない。 師匠はロープ゚つたいに桟橋まで移動させ、そこから一気に階段まで移動させる作戦の様子。 いずれの二人も小生よりもヘビー級、受け止められるかは不安なもののアメフトトのディフェンスのごとく小生はその下流に待機。 しかし、幸い何事もなくエクジット完了。

  こうして、記念すべき彼らの初体験ダイビング初日は終了。 海龍師匠ともほぼ予定通りの進捗であることを確認し、安堵する小生でした。 (師匠は最初から OW海洋実習を今回で完了させる気は全くなく 長期・持久戦を考えているのだ) 彼らも満足した様子。 よかったよかった。

 
夕食をとりながら、インドの色々な興味深いお話をお二人から聞きながら、コトック島の夜は更けていったのでした。


さて翌日(27日)です。  今日も良い天気。

3本目(二日目);

  さあいよいよ今日はロープ゚無し移動に挑戦。  西側へ移動する。 まず師匠がショバ゙ちゃんをエスコートト。 さあ、スルちゃん、一緒に行こう・・・と促すも一向に動き出す気配なし・・・。 石になってる! とにかく強引に手を引き出発。 しかし、どうも調子が悪いようでしきりにマスクが調子悪い仕草を見せる。 マスク・スクイズ゙を起こしてるのかなと思い、鼻から息を出すことを伝えたり、マスク・クリアーをトライさせるもののこれもうまくいかず。 浮上したいサインも出してきたが とにかくリラックス・リラックスとスレートに字を書き、元気付け、とにかく進む。手を差し出したらものすごい力で握られる。 緊張の様子が伝わってくる。 (後で判ったことだが、最初のマスク・クリアー時に片側のコンタクト・レンズを流してしまっていたのだった。 スルちゃんは コンタクト歴が短く 自分でもそのことがわからず、視野がおかしい、おかしい・・・ マスクのせい? と伝えたかったのだった)

  ショバ゙ちゃんは師匠の好リード゙でかなり慣れてきている様子。 すでに手を離し、自力で移動している。BCDを使いながらの中性浮力もまだ完全ではないが一生懸命トライしている。 どうもマスク・クリアもうまく出来ている様子 。

  スルちゃんもその様子に発奮したのか戻る際には手離しにチャレンジ゙。 「more relaxed」「OK」とかスレートに書き、激励しながらエスコートし、いい調子だなと一瞬油断した瞬間ハプニング発生 !!! Adu ~! スルちゃんが浮き始めたのです。 あわてて、いろんなところを引っ張っておろそうとしたのですが浮力のついた巨体をなかなか再び潜降させることは出来ず、そうこうしているうちに彼のウエイト・ベルトがはずれ、それでも小生がスルちゃんのウエイトトを持って海底でウエイトトを再装着させようと思ったのですがあえなく浮上。 (一部始終を見ていた師匠より、始動が遅かったね、気を抜いちゃ駄目だよぉ との一言。 シュン・・・

  しかし、ハプニングはそれで終わりではなかったのです。 ウエイトを小生に預けて十分に浮力があるはずなのに、何とスルちゃんは水面で小生を振り切って桟橋に向かって一目散に泳ぎ始めたのです 「Stop、Stop. Don’t swim !」 と叫んだものの耳に入らなかったようで犬掻きのような泳ぎ方で桟橋にたどりつきました。BCDもあるし、ウエイトもつけてないんだから浮いていればいいんだと言って、なぜあわてて泳ぎ始めたんだと聞いたら一言、「I am scared」。 要は何かにつかまっていないと不安なのでしょうね。 ほとんどパニック状態でした。 でも出来の悪い初心者はこういった反応をするのだということは頭にインプットしておきたいと思います。

 スルちゃんは意気消沈・・・「Iam sorry, today is a bad day」を連発。 小生もスレートに気を取られたのを反省。 とにかく50分海の中にいれたんだから2本目頑張ろうと励ました。

ショバ゙ちゃんはno problem で浮上したようでスルちゃんにどうした、どうしたと聞いてました。 (半分、優越感?)
師匠から小生にも「スレートは最後の手段で、あまり頼ってはいけない」旨 教育的指導あり。 確かに。講習生からは極力目を離してはいけませんね。 まだまだ修行が足りない。

 

4本目;

  今回はオクトバス・ブリーシング゙をやった後、また手離し移動の練習とのこと (師匠も Swim とは絶対にいわない、とにかく Move だと言っています)。 レギュレーター・クリアが絡むこれはショバちゃんは苦手です。 Blow first だよ~。 忘れないでねぇ。

  さあ、まずショバ゙ちゃんから。 呼吸を整えている様子、なかなか始めない、OK! オクトバスをくわえました。何とかクリアも出来た模様。さあ、今度は自分のレギュにくわえなおすんだよ。 ・・・ なかなか始めない(師匠は また Blowしないで 呼吸して パニックになるだろうと ショバちゃんの目前 20cmで待機中) 2、3分経過したところでやっとレギュをくわえなおし無事終了、やれやれ・・・。  さあ、今度はスルちゃんの番。 全く問題なく終了。スルちゃんはこういった個別のスキルはかなりOKなんだよなぁ・・・。課題は「移動」ですね。

  さて、次はその「移動」。 師匠のリード゙で東側へ誘導、ショバ゙ちゃんはすぐに動き出したものの、スルちゃんはまた石状態。 師匠とショバ゙ちゃんはどんどん先に行って見えなくなってしまった。(といっても10米くらい移動しただけだったのだけど) まずい、とにかく動かさなければ・・・。しょうがなく彼の手を握ってあげて出発。動き出したはいいものの、流れが少しアゲインストということもありなかなか進まない。 おかしいと思ってスルちゃんの足を見ると全然動いておらず小生が引っ張るのに身を任せている状態。 小生は彼の足をつかみフィン・キックの動きを示す。 まるで身障者の方にダイビング゙を教えている気分だ。

  少しずつ動き出したものの、途中の岩でスルちゃんが一休み。 しょうがないか・・・ 小生は魚を見せたりして彼の気を紛らわせる。 そしてためらう彼をまた再度引っ張り進行。 もう、師匠とショバ゙ちゃんは全く見えず離反。そうこうしているうちに潜水時間は30分を経過、そろそろ引き返そう。

  すると往きとはうってかわって、スルちゃんのフィン・キッククが向上したのと 軽いフォローの流れを加わり、スーッと気持ちよく移動。 潜降ロープ゚の場所で師匠と合流。 上を見るとショバ゙ちゃんが既に浮上済み。 師匠よりスルちゃんを浮上させるので小生が浮上してショバ゙ちゃんをケアするように指示を受ける。 

  ショバ゙ちゃんはことの他 順調だったようで、マスク・クリアがスムーズ゙に出来るようになりストレスが少なくなったと喜んでました。 スルちゃんも帰りがスムーズ゙に泳げたことが嬉しかったようではしゃいでおりました。 手は離せなかったけど少し進歩したのは間違いないですよ。 終わりよければ全て良しですよね。


 
 てなことで若干のパプニングはあったものの二人とも本のダイブとも4550分間の水中滞在(平均深度8m前後)゙を完遂しました。 なせばなるものですね。 他のスクールだったら絶対すでにギブ・アップ゚している(又はさせられている)はずですよ。 次回は桟橋からのジャイアント・ストライド・エントリーに挑戦゙させたいですね。 スルちゃんは今度は手を離すんだよ~。

  二人はそれなりに達成感を味わったようでとても感謝してくれました。 二人の面倒を見て、ダイビング゙を人に教える楽しみを少しですが分かってきたように思います。 少しはダイブマスターに近づいたかな??

(編集者 添え書き : Calpico氏は あの2人のアシストをするようになって 急激に ダイブマスターらしくなってきたと ほめていましたよ!)

以上、Calpico U のダイブマスター奮闘記番外編でした。

(後日談: 師匠はえらい疲れた~、歳かなぁ・・・  などとぼやいていましたけど、「エントリー指示してから実際の潜降開始まで40分もかかるんだもん、若い頃ならプッツンしてたかなぁ・・・ 歳とって忍耐強くなったかな」 なととのたまわっておられました)


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テーマ:ダイビング - ジャンル:スポーツ

★★★ コメント の コーナー ★★★

お疲れ様~!

Fisher Uさんあらため、Calpico Uさんと師匠の話はこれぞまさに奮闘記ですね。今まで色々な問題OW講習生を見たつもりになってましたが、まだまだ奥深いですねぇ・・・

そういえば、いつもは喜び勇んで報告に来るするチャンが一言もダイビングの話をしなかったというのはこういうことだったんですね(なんとなく察してはいたけどさ)。折を見て元気付けておきます。お疲れ様でした!

  • 2006/09/01(金) 17:29:01 |
  • URL |
  • Yoichiro #mQop/nM.
  • [ 編集]

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