Yoichiro's ダイブマスター修行 奮闘記 ブログ版

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OW プール実習 再講習生の アシスタント

8月12日(土)

  しばらく潜ってない (毎日泳いでるけど) ボクに金曜午後に突然、師匠から「週末OWのプール講習があるから来ない~?」 との突然のお誘いが。 むむっ・・・ 悪い予感 ・・・ いつもならもっと早く連絡が来るのに・・・

  実は今回のOW講習生は僕の同僚のインド人夫妻(海龍亭も国際化してきたな~)。 一度プール講習をやったんだけど、あまり上手く行かなかったらしく今回は再挑戦するようだ。 師匠のほかに、DM三銃士のひとりのYoshi Kさんも参加。

  まずは器材セッティングからスタート。 あれ?BCDの前にレギュレーターをつけようとしてる。 あれ?パワー・インフレーターにホースがつながってない。 器材セッティングは慣れるまでは結構時間がかかるものだ。 その後は水に慣れるという意味もあり、フィンをつけてシュノーケリングでプールを2往復。 これで結構、その人がどれだけ水に慣れてるかが分かる。 ふむふむ・・・師匠のボクへの事前説明はかなり下駄を履かせていたようだ・・・

  いよいよ水中でのトレーニング開始。 Yoshi KがS旦那、僕がS夫人を担当するマンツーマン体制。 これならなにか起きた場合に迅速に対応できる。

  いつもど全然体勢が違うぞ・・・ 師匠が生徒さんに言ってる内容も・・・ 日本語と英語の違いなんてもんじゃない。 悪い予感・・・Agen。  

  今回一番勉強になったのは、OW講習では色々想定外のことが発生するということ。 例えば、レギュレータクリアの練習をしてるときに、水を飲み込んで小パニックに。レギュレータクリアは一度肺に残ってる空気を吐き出すか、パージボタンを押す必要がある。 そうしないと水を目一杯飲み込んでしまう。 

  理論家肌のS夫人はこれを事前に何度も何度も繰り返して質問していたのに、水中で、これをせずに、思いっきり水を飲み込んでしまって、パニック浮上。  水深は2mで、BCDに空気を入れれば簡単に浮くのに、水面で必死に手を動かしてる。 これまでに学習してきた典型的パニック・ダイバーの反応だ。  前に回ってBCDに空気を入れて事なきを得たけど、海だと緊急浮上は結構危険なので、ちゃんと色々予測してポジションどりなどをする必要性を再確認した次第だ。 (師匠は今日の出来事は全て想定内、なんて言っていたけど)

  なんやかんだで、水中に1時間も滞在した。 S旦那もS夫人も そんなに長く水中に留まれたこと自体を大喜びしている。 師匠も大進歩だ~!なんて騒いでるけど 大丈夫なのかなぁ・・・

  ふぅ~っ、今日はとにかく終了したぞ。  明日は(日曜日)は、Fisher U-DM候補生と飛雄馬AI候補生がアシストを担当するらしいけど、  どうなることやら・・・
 
 
 
Fisher U氏よりの後日談です。

  実は Fisher U氏は このご夫妻の前回のプール実習時にもアシストをしていたのだ。 前回の初日は S夫人が怖がって駄目で S旦那の方は 初めての水中体験に大感激。 ところが翌日は なぜか二人の立場が突然逆転してS夫人は 普通の生徒になり、S旦那が 心理的要素で静的パニックになり プールにあるラダーから全く手を離さない状態になってしまったのだと。 Fisher U氏は 本気でダイビングなんて止めさせたほうがいいと思ったそうだ。 昨日(土曜日)には 1時間も水中にいたと聞いても俄かには信じられなかったと。


  左の写真は 昨日のカッコいいDM をやっている ボクの雄姿。 オフィスでは同僚でもダイビングでは大先輩だもんね !

  さて今回はと思っていたら、土曜日の実習の成果か、最初から前回とはかなり落ち着き具合も違う。 けっして上手な生徒とは呼べないが ごくごく普通の生徒さんになっている。 S旦那も 曲りなりに (飛馬雄 AI 候補生の手を握り締めていたけど) 壁を離れて プールの底を這いまわれている(泳いでいるのではない)。 

  どうもS旦那は 「心理的パニックになりかけたら とにかく止まって深呼吸をする」 「あせってはいけない。 とにかくゆっくりと動作をおこなう」 と言う パニック回避の極意が 体で判って来たらしい。 時々 止まっては ちょっと待って合図をして 深呼吸をしている。

  師匠も パニックを起こしそうなやばいスキルは とにかく端折って、とにかく海で曲がりなりにもダイビング体験ができるスキルに絞って教えているようだ。 S旦那は 心理的パニックになりさえしなければ スキルはなんとかこなせるレベルになってきた。 S夫人も がんばっている、いい調子だ。 と 思っていたら 最後の最後でS夫人がオクトバスに切り替える際にまた 排気をせずに呼吸して水を飲んで パニック浮上。 昨日より悪いのは レギュを吐き出してしまって、マスクまで飛ばしてしまったこと。 師匠がすぐ後ろで待機していたのですぐサポートしたが、まん前にいたFisher  U氏は一瞬唖然として対応が数秒遅れたとか・・・  う~ん、危機管理っているのは年季が必要ですねぇ・・・
 
  サポートが早かったので S夫人 パニックはすぐに収まり、水面で ビデオで見せられた悪い例(パニック・ダイバー)と全く同じじゃない! なんてお馬鹿さんのの私は・・・ と 理論家肌らしく自己分析していたそうな。

  講習中に S旦那が S夫人に対して、お前が一人でさっさといっちゃうから耳抜きで早く潜降できない俺は 前回パニックになったんだ。 だいたいお前は選考中に バディである俺を全然みていない。 そんなことないわよ、あんたが遅いのよ! みたいな 夫婦間ならではのちょっとした よくある痴話げんかがあったが、そんな会話が成り立つ程度まで進歩したということ。

  なせばなるんだぁ~と妙に感心したFisher U氏であったらしい。

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テーマ:ダイビング - ジャンル:スポーツ

★★★ コメント の コーナー ★★★

アシストは一筋縄じゃありませんよ~

この記事を読んでAI訓練中だった頃、
私が教えていたF夫人のことを思い出しました。
↑この時も大変でした・・・・

講習でパニックにならないよう導いていくことは
スキルを覚えてもらう前の大事な仕事。
水中の怖さよりも楽しさ優先で教えてあげてね。
スキルの詰め込みは厳禁ですよ。
生徒さんがパニックになったら、
師匠よりも前にサポートできないとDMになれないよ~
卒業ダイブでは師匠は助けてくれないんだもんね~
(今回は辛口の鬼軍曹でした・・・)
あとはひたすら反復練習・・・・DMの忍耐あるのみです。
静的パニックについては、ブリーフィング時や水に入る前後に心理的ケアをしてあげましょう。
DMは雑談も大事な仕事なのよ~

  • 2006/08/15(火) 12:17:37 |
  • URL |
  • 鬼軍曹カオリ #-
  • [ 編集]

無題

普段は優しいカオリ先輩もことダイビングのことになると超辛口ですね。

S夫妻のように超理論派の二人には理屈から入るといいかもしれませんね。頭で理解して体に指令するという順番でしょうか

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